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サントリーサマーフェスティバル~音響空間~

サントリー音楽財団サマーフェスティバル2008 MUSIC TODAY 21

~音響空間~ジェラール・グリゼー没後10年に因んで

と、言うことで今夜のプログラムはグリゼーの音響空間全曲。

ジェラール・グリゼー/音響空間Les Espaces acoustiques
 プロローグ - ヴィオラのための
 周期 - 7人の奏者のための
 部分音 - 18人の奏者のための
 変調 - 33人の奏者のための
 過渡状態 - 大管弦楽のための
 エピローグ - 4つのホルンと大管弦楽のための

ミシェル・ルイリー(ヴィオラ)
丸山勉、村中美菜、和田博史、ジョナサン・ハミル(ホルン)
ピエール=アンドレ・ヴァラド/東京フィル 

今夜は昨年全く同じ顔ぶれでエピローグのみ演奏された
全6曲からなる約1時間半の大作「音響空間」の全曲演奏会。

この「音響空間」はスペクトル楽派の代表作。
旋律や和声ではなく、文字通り音響で語る音楽。

まずはミシェル・ルイリーのヴィオラでプロローグ。
ここで聴かれる音型・展開がこの作品の基本となる。
そういう意図は無い音楽なのだろうが、
ヴィオラにはこういった長い独白が似合う。
sul pont.のノイジーなグリッサンドの後、
7人の奏者による第2曲のペリオド(周期)へ。
これから先コントラバスが活躍する。
トロンボーンの音色をアンサンブルで擬した後、
第3曲のパルシエル(部分音)が始まる。
何度かの波の後、楽器をケースにしまう音や
譜面をめくる音で終了、ここで休憩。

後半の3曲も続けて演奏される。
オルガンが加わり、
さらに不思議な音が聞こえてくるモデュラシオン(変調)。
終曲へのブリッジとなるトランジトワール(過渡状態)では
再びコントラバスが重要な役回りを演ずる。
その後プロローグ冒頭が再現され、エピローグへ。
昨年は何だか唐突に思えた終曲も続けて聴けば
なるほどこの流れでこのホルンの音型なのか、と。
やたらとホルンが絶叫していたのも第2曲でのチューニングや
第3曲での楽器を片付ける音と同列のこの作曲家一流のユーモアなのね。

オケにはいま一つ精緻さが足りないように思われましたが、
作品自体の力は感じられたので良し。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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