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サントリーサマーフェスティバル〜音楽の現在〜
サントリー音楽財団サマーフェスティバル2008 MUSIC TODAY 21
音楽の現在 @サントリーホール
今夜は最近作のオーケストラ作品を紹介する演奏会。
いずれも2005年前後の作品。
タンジー・デイヴィス/傾斜
トマス・アデス/ヴァイオリン協奏曲
ベンヤミン・シュテルン/生贄
〜テューバ、ライヴ・エレクトロニクスと管弦楽のための協奏曲
スヴェン=インゴ・コッホ/そして。遠く。飛んだ。(空間と運動)
〜大オーケストラのための
松山冴花(ヴァイオリン)、橋本晋哉(チューバ)、
有馬純寿(ライヴ・エレクトロニクス)
秋山和慶/東京交響楽団
30代半ばの女流、タンジー・デイヴィスの傾斜 Tilting 。
建築家ザハ・ハディドの作品を音楽化したもの、だそうだ。
ラテンっぽいパーカッションのおかげでサスペンスドラマの音楽のようだ。
次は松山冴花のヴァイオリンでトマス・アデス/ヴァイオリン協奏曲。
相変わらず派手なドレスの松山嬢、今日も少しアヤシイ所あり。
他のアデス作品同様深刻過ぎず、軽過ぎず。
何と言うか、彼の地で人気があると言うのも頷ける音楽だ。
休憩後は独奏チューバを生贄に見立てた
ベンヤミン・シュテルン/生贄 Sacrificio 。
もはや何をやっているのかわからない超絶チューバ。
生贄と言うよりヒーローのようだ。
ただ、最後は生贄らしくコテン、と終わる。
ラストはスヴェン=インゴ・コッホ/そして。遠く。飛んだ。(空間と運動)
Und.Weit.Flog. (Räume – Bewegungen)
プログラムノートやタイトルからして
もっと騒がしい音楽を想像していたら、
これはなかなか聴かせてくれる音楽。
今夜一番面白い作品だと思った。
次はジェルヴァゾーニ。
音楽の現在 @サントリーホール
今夜は最近作のオーケストラ作品を紹介する演奏会。
いずれも2005年前後の作品。
タンジー・デイヴィス/傾斜
トマス・アデス/ヴァイオリン協奏曲
ベンヤミン・シュテルン/生贄
〜テューバ、ライヴ・エレクトロニクスと管弦楽のための協奏曲
スヴェン=インゴ・コッホ/そして。遠く。飛んだ。(空間と運動)
〜大オーケストラのための
松山冴花(ヴァイオリン)、橋本晋哉(チューバ)、
有馬純寿(ライヴ・エレクトロニクス)
秋山和慶/東京交響楽団
30代半ばの女流、タンジー・デイヴィスの傾斜 Tilting 。
建築家ザハ・ハディドの作品を音楽化したもの、だそうだ。
ラテンっぽいパーカッションのおかげでサスペンスドラマの音楽のようだ。
次は松山冴花のヴァイオリンでトマス・アデス/ヴァイオリン協奏曲。
相変わらず派手なドレスの松山嬢、今日も少しアヤシイ所あり。
他のアデス作品同様深刻過ぎず、軽過ぎず。
何と言うか、彼の地で人気があると言うのも頷ける音楽だ。
休憩後は独奏チューバを生贄に見立てた
ベンヤミン・シュテルン/生贄 Sacrificio 。
もはや何をやっているのかわからない超絶チューバ。
生贄と言うよりヒーローのようだ。
ただ、最後は生贄らしくコテン、と終わる。
ラストはスヴェン=インゴ・コッホ/そして。遠く。飛んだ。(空間と運動)
Und.Weit.Flog. (Räume – Bewegungen)
プログラムノートやタイトルからして
もっと騒がしい音楽を想像していたら、
これはなかなか聴かせてくれる音楽。
今夜一番面白い作品だと思った。
次はジェルヴァゾーニ。
読響名曲シリーズ
第505回名曲シリーズ@サントリーホール
伊福部昭/日本狂詩曲
リスト/ハンガリー狂詩曲第2番
エネスコ/ルーマニア狂詩曲第1番
ディーリアス/ブリッグの定期市〜イギリス狂詩曲
ラヴェル/スペイン狂詩曲
井上道義/読売日響
ラプソディばかりを集めた中に
伊福部作品を混ぜるあたりが井上道義らしい。
彼は昨年大フィルでも全く同じプログラムを振っているようだ。
私は明日まで短い夏休み。
電車に乗って遠出していたら
時間までに戻って来れなかった。
なので今日も後半から。
普段山手線か地下鉄くらいしか乗らないので
クロスシートの車両に乗ると楽しくてねー。
・・・というわけで2曲だけ聴いてきました。
ディーリアスはRVWよりもずっと甘美な田園詩。
エルガーよりも日本人向きの作曲家だと思う。
続くスペイン狂詩曲はソロも無難にこなし、大団円へ。
読響ってやっぱ音デカイよなぁ。
明日も演奏会あるけど懲りずに列車旅〜
伊福部昭/日本狂詩曲
リスト/ハンガリー狂詩曲第2番
エネスコ/ルーマニア狂詩曲第1番
ディーリアス/ブリッグの定期市〜イギリス狂詩曲
ラヴェル/スペイン狂詩曲
井上道義/読売日響
ラプソディばかりを集めた中に
伊福部作品を混ぜるあたりが井上道義らしい。
彼は昨年大フィルでも全く同じプログラムを振っているようだ。
私は明日まで短い夏休み。
電車に乗って遠出していたら
時間までに戻って来れなかった。
なので今日も後半から。
普段山手線か地下鉄くらいしか乗らないので
クロスシートの車両に乗ると楽しくてねー。
・・・というわけで2曲だけ聴いてきました。
ディーリアスはRVWよりもずっと甘美な田園詩。
エルガーよりも日本人向きの作曲家だと思う。
続くスペイン狂詩曲はソロも無難にこなし、大団円へ。
読響ってやっぱ音デカイよなぁ。
明日も演奏会あるけど懲りずに列車旅〜
サントリーサマーフェスティバル〜音響空間〜
サントリー音楽財団サマーフェスティバル2008 MUSIC TODAY 21
〜音響空間〜ジェラール・グリゼー没後10年に因んで
と、言うことで今夜のプログラムはグリゼーの音響空間全曲。
ジェラール・グリゼー/音響空間Les Espaces acoustiques
プロローグ - ヴィオラのための
周期 - 7人の奏者のための
部分音 - 18人の奏者のための
変調 - 33人の奏者のための
過渡状態 - 大管弦楽のための
エピローグ - 4つのホルンと大管弦楽のための
ミシェル・ルイリー(ヴィオラ)
丸山勉、村中美菜、和田博史、ジョナサン・ハミル(ホルン)
ピエール=アンドレ・ヴァラド/東京フィル
今夜は昨年全く同じ顔ぶれでエピローグのみ演奏された
全6曲からなる約1時間半の大作「音響空間」の全曲演奏会。
この「音響空間」はスペクトル楽派の代表作。
旋律や和声ではなく、文字通り音響で語る音楽。
まずはミシェル・ルイリーのヴィオラでプロローグ。
ここで聴かれる音型・展開がこの作品の基本となる。
そういう意図は無い音楽なんだろうが、
ヴィオラにはこういった長い独白が似合う。
sui pont.のノイジーなグリッサンドの後、
7人の奏者による第2曲のペリオド(周期)へ。
これから先コントラバスが活躍する。
トロンボーンの音色をアンサンブルで擬した後、
第3曲のパルシエル(部分音)が始まる。
何度かの波の後、楽器をケースにしまう音や
譜面をめくる音で終了、ここで休憩。
後半の3曲も続けて演奏される。
オルガンが加わり、
さらに不思議な音が聞こえてくるモデュラシオン(変調)。
終曲へのブリッジとなるトランジトワール(過渡状態)では
再びコントラバスが重要な役回りを演ずる。
その後プロローグ冒頭が再現され、エピローグへ。
昨年は何だか唐突に思えた終曲も続けて聴けば
なるほどこの流れでこのホルンの音型なのか、と。
やたらとホルンが絶叫していたのも第2曲でのチューニングや
第3曲での楽器を片付ける音と同列のこの作曲家一流のユーモアなのね。
オケにはいま一つ精緻さが足りないように思われましたが、
作品自体の力は感じられたので良し。
〜音響空間〜ジェラール・グリゼー没後10年に因んで
と、言うことで今夜のプログラムはグリゼーの音響空間全曲。
ジェラール・グリゼー/音響空間Les Espaces acoustiques
プロローグ - ヴィオラのための
周期 - 7人の奏者のための
部分音 - 18人の奏者のための
変調 - 33人の奏者のための
過渡状態 - 大管弦楽のための
エピローグ - 4つのホルンと大管弦楽のための
ミシェル・ルイリー(ヴィオラ)
丸山勉、村中美菜、和田博史、ジョナサン・ハミル(ホルン)
ピエール=アンドレ・ヴァラド/東京フィル
今夜は昨年全く同じ顔ぶれでエピローグのみ演奏された
全6曲からなる約1時間半の大作「音響空間」の全曲演奏会。
この「音響空間」はスペクトル楽派の代表作。
旋律や和声ではなく、文字通り音響で語る音楽。
まずはミシェル・ルイリーのヴィオラでプロローグ。
ここで聴かれる音型・展開がこの作品の基本となる。
そういう意図は無い音楽なんだろうが、
ヴィオラにはこういった長い独白が似合う。
sui pont.のノイジーなグリッサンドの後、
7人の奏者による第2曲のペリオド(周期)へ。
これから先コントラバスが活躍する。
トロンボーンの音色をアンサンブルで擬した後、
第3曲のパルシエル(部分音)が始まる。
何度かの波の後、楽器をケースにしまう音や
譜面をめくる音で終了、ここで休憩。
後半の3曲も続けて演奏される。
オルガンが加わり、
さらに不思議な音が聞こえてくるモデュラシオン(変調)。
終曲へのブリッジとなるトランジトワール(過渡状態)では
再びコントラバスが重要な役回りを演ずる。
その後プロローグ冒頭が再現され、エピローグへ。
昨年は何だか唐突に思えた終曲も続けて聴けば
なるほどこの流れでこのホルンの音型なのか、と。
やたらとホルンが絶叫していたのも第2曲でのチューニングや
第3曲での楽器を片付ける音と同列のこの作曲家一流のユーモアなのね。
オケにはいま一つ精緻さが足りないように思われましたが、
作品自体の力は感じられたので良し。
東フィル定期
第757回定期演奏会@サントリーホール
シャブリエ/狂詩曲「スペイン」
ラロ/スペイン交響曲
サン=サーンス/交響曲第3番
松山冴花(ヴァイオリン)、ポール・メイエ/東京フィル
クラリネット奏者として名の通っているポール・メイエ。
全然知りませんでしたが、最近は指揮もしているらしい。
まずはシャブリエのスペイン。
メイエの指揮は変にカクカクしてて見辛そう。
しかし出てくる音楽は色彩感があり、なかなか良い。
お次は松山冴花を迎えてのスペイン交響曲。
真っ赤なドレスで登場した松山嬢。
冒頭派手なミスがあったものの、次第に持ち直す。
実力者であろうことはわかったけれど、
まだまだこれからの奏者なのかな。若いし。
最後のオルガン付きは1曲目のスペインと同じく
ラテン的な明るさとおおらかさが感じられる好演。
1楽章1部は良い感じ、でも2部は明る過ぎたかな。
快速で走りぬけた2楽章は快感ではあったけど、
いま一つ音楽が広がらなかったのが残念。
とはいえ、良い演奏ではあったと思う。
最近の東フィルは調子良いんじゃないだろうか。
シャブリエ/狂詩曲「スペイン」
ラロ/スペイン交響曲
サン=サーンス/交響曲第3番
松山冴花(ヴァイオリン)、ポール・メイエ/東京フィル
クラリネット奏者として名の通っているポール・メイエ。
全然知りませんでしたが、最近は指揮もしているらしい。
まずはシャブリエのスペイン。
メイエの指揮は変にカクカクしてて見辛そう。
しかし出てくる音楽は色彩感があり、なかなか良い。
お次は松山冴花を迎えてのスペイン交響曲。
真っ赤なドレスで登場した松山嬢。
冒頭派手なミスがあったものの、次第に持ち直す。
実力者であろうことはわかったけれど、
まだまだこれからの奏者なのかな。若いし。
最後のオルガン付きは1曲目のスペインと同じく
ラテン的な明るさとおおらかさが感じられる好演。
1楽章1部は良い感じ、でも2部は明る過ぎたかな。
快速で走りぬけた2楽章は快感ではあったけど、
いま一つ音楽が広がらなかったのが残念。
とはいえ、良い演奏ではあったと思う。
最近の東フィルは調子良いんじゃないだろうか。
読響定期
昨日の演奏会です。
第473回定期演奏会@サントリーホール
ヴァーレーズ/アメリカ
ドヴォルザーク/交響曲第9番
ゲルト・アルブレヒト/読売日響
先代の常任指揮者アルブレヒトが桂冠指揮者となって帰ってきました。
アメリカつながりではあるけれど、相変わらず尖がったプログラミング。
まずはナマで聴く機会はほとんど無いであろうヴァレーズ。
同じ組み合わせで7年前に日本初演されたという1927年の改訂版での演奏。
初演版より楽器編成が縮小されているそうですが、それでもやっぱり大編成。
スコア上は9人の打楽器チームは今夜は11人。
他に2人のティンパニ奏者やハープその他が舞台後方を占拠する姿は壮観。
曲はフルートのソロ、ハープの刻みに乗ってファゴットの上昇音型で開始。
次第に楽器が増え、いよいよサイレンがホールに鳴り響く。
いいねーいいねーいいねー。
中盤ちょこっと金管がコケたりしたけど、
畳み掛けるような終盤のオケの咆哮も決まり、
また実演ならではの発見も多く、満足。
ごちそうさまでした。客席の反応も良かった。
ヴァレーズ目当ての私はノーマークだった次の新世界。
しかし曲が始まると、常任指揮者として最後の演奏会での
マーラーの9番を思い出させる繊細な音楽が流れる。
・・・これは良い演奏になるかも。
1楽章半ばあたりまで金管が少し硬質だったのが気になりましたが、
次第に硬さが取れてくると、以降は余裕の鳴りっぷり。
2楽章のイングリッシュホルンはメカニックで浮いていたように思う。
技術的には安定していたんだけど、緊張で呼吸が合わなかったのかな。
速めの終楽章冒頭は耳に心地良く、
プツッと切り上げてしまう終結部もアルブレヒトらしい。
ドライではあるけれど冷たさを感じさせない、安心して聴ける演奏。
アルブレヒトの振る読響は凄いオケに聴こえるから不思議。
土曜日のザ・グレイトも期待できそうだ。
第473回定期演奏会@サントリーホール
ヴァーレーズ/アメリカ
ドヴォルザーク/交響曲第9番
ゲルト・アルブレヒト/読売日響
先代の常任指揮者アルブレヒトが桂冠指揮者となって帰ってきました。
アメリカつながりではあるけれど、相変わらず尖がったプログラミング。
まずはナマで聴く機会はほとんど無いであろうヴァレーズ。
同じ組み合わせで7年前に日本初演されたという1927年の改訂版での演奏。
初演版より楽器編成が縮小されているそうですが、それでもやっぱり大編成。
スコア上は9人の打楽器チームは今夜は11人。
他に2人のティンパニ奏者やハープその他が舞台後方を占拠する姿は壮観。
曲はフルートのソロ、ハープの刻みに乗ってファゴットの上昇音型で開始。
次第に楽器が増え、いよいよサイレンがホールに鳴り響く。
いいねーいいねーいいねー。
中盤ちょこっと金管がコケたりしたけど、
畳み掛けるような終盤のオケの咆哮も決まり、
また実演ならではの発見も多く、満足。
ごちそうさまでした。客席の反応も良かった。
ヴァレーズ目当ての私はノーマークだった次の新世界。
しかし曲が始まると、常任指揮者として最後の演奏会での
マーラーの9番を思い出させる繊細な音楽が流れる。
・・・これは良い演奏になるかも。
1楽章半ばあたりまで金管が少し硬質だったのが気になりましたが、
次第に硬さが取れてくると、以降は余裕の鳴りっぷり。
2楽章のイングリッシュホルンはメカニックで浮いていたように思う。
技術的には安定していたんだけど、緊張で呼吸が合わなかったのかな。
速めの終楽章冒頭は耳に心地良く、
プツッと切り上げてしまう終結部もアルブレヒトらしい。
ドライではあるけれど冷たさを感じさせない、安心して聴ける演奏。
アルブレヒトの振る読響は凄いオケに聴こえるから不思議。
土曜日のザ・グレイトも期待できそうだ。
東響芸劇シリーズ
本日ダブルヘッダー
第97回東京芸術劇場シリーズ
エルガー/威風堂々第4番
モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番
コープランド/バレエ組曲「アパラチアの春」
ガーシュウィン/パリのアメリカ人
フセイン・セルメット(ピアノ)、大友直人/東京交響楽団
コンチェルトがソリストの希望により、
モーツァルト/ピアノ協奏曲第25番→第21番に変更となったそうな。
指揮者変更とか曲順変更とか最近多いですね、東響さん。
今シーズン通して全曲が演奏される威風堂々。
今回は1番の次にポピュラーだという第4番。
1曲目でも流すことなく、しっかりと造形を聴かせてくれる。
ちなみに私は第3番が好きです。
次はモーツァルト/ピアノ協奏曲第21番。
予定通りの25番だったら間違いなく舟漕いでいたでしょう。
セルメットのピアノはコンパクトにまとまった感じで、
対するオケはちょっと緩慢な印象。と言っても、
多少の違和感を感じながらも最後まで聴き入ってしまった。
アンコールはブラームス/6つの小品〜第2曲 間奏曲。
後半はアメリカ音楽2つ、まずはアパラチアの春。
知名度や下の世代の作曲家達に与えた影響の割りに
聴かれる機会の少ないコープランド。
古き佳きアメリカの風景を感じさせる音楽だけれども
また聴きたいと思わせる毒が少ないのかもしれない。
演奏の方はなかなか健闘していたと思いますが、
思い入れたっぷりのバーンスタイン盤に
馴染んだ耳には少し淡白に聴こえた。
最後はパリのアメリカ人。
もともと楽しいこの作品、
緩急つけた好演奏で客席も沸く。
クラクションが現代的な音だったのが残念。
この曲にはポヘポヘした素っ頓狂な音が似合ってると思う。
地味なプログラムでしたが、
今夜は良い演奏会だったと思います。
第97回東京芸術劇場シリーズ
エルガー/威風堂々第4番
モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番
コープランド/バレエ組曲「アパラチアの春」
ガーシュウィン/パリのアメリカ人
フセイン・セルメット(ピアノ)、大友直人/東京交響楽団
コンチェルトがソリストの希望により、
モーツァルト/ピアノ協奏曲第25番→第21番に変更となったそうな。
指揮者変更とか曲順変更とか最近多いですね、東響さん。
今シーズン通して全曲が演奏される威風堂々。
今回は1番の次にポピュラーだという第4番。
1曲目でも流すことなく、しっかりと造形を聴かせてくれる。
ちなみに私は第3番が好きです。
次はモーツァルト/ピアノ協奏曲第21番。
予定通りの25番だったら間違いなく舟漕いでいたでしょう。
セルメットのピアノはコンパクトにまとまった感じで、
対するオケはちょっと緩慢な印象。と言っても、
多少の違和感を感じながらも最後まで聴き入ってしまった。
アンコールはブラームス/6つの小品〜第2曲 間奏曲。
後半はアメリカ音楽2つ、まずはアパラチアの春。
知名度や下の世代の作曲家達に与えた影響の割りに
聴かれる機会の少ないコープランド。
古き佳きアメリカの風景を感じさせる音楽だけれども
また聴きたいと思わせる毒が少ないのかもしれない。
演奏の方はなかなか健闘していたと思いますが、
思い入れたっぷりのバーンスタイン盤に
馴染んだ耳には少し淡白に聴こえた。
最後はパリのアメリカ人。
もともと楽しいこの作品、
緩急つけた好演奏で客席も沸く。
クラクションが現代的な音だったのが残念。
この曲にはポヘポヘした素っ頓狂な音が似合ってると思う。
地味なプログラムでしたが、
今夜は良い演奏会だったと思います。
日フィル定期
第602回定期演奏会@サントリーホール
武満徹/3つの映画音楽
訓練と休息の音楽〜「ホゼー・トレス」より
葬送の音楽〜「黒い雨」より
ワルツ〜「他人の顔」より
プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲第2番
ショスタコーヴィチ/交響曲第12番「1917年」
ボリス・ベルキン(ヴァイオリン)、広上淳一/日本フィル
というプログラムでしたが、
お財布の都合で休憩後から割引料金で入場できる
ビジネスマンの得券を利用してタコ12のみ聴いてきました。
プログラムの割りに客席は結構埋まっている。
3月の都響のときにも見かけたプログラム冊子の
これが答えだ!的なタコ12の解説。
(音名をキリル文字に当てるとスターリンのイニシャルになる、という話)
個人的には説得力のある説だと思うけれど、
初めて聴く人に先入観を与えてしまうのはいかがなものかと。
演奏の方はというと、冒頭の低弦が弱いかな?
と思ったのもつかの間、続くオケの咆哮に目が覚める。
2日目なせいか管が多少荒れていて、
また1階前方の席だったせいか2楽章が薄っぺらく聴こえたり、
凡ミスがよく聞こえてしまったりと難点はありましたが、
オケはよく鳴っており、これはなかなかの熱演。
重めのバスドラムが効果的だった3楽章。
続く4楽章冒頭、ガクッとテンポを落としたのには仰け反った。
広上淳一、なかなかやるのう。
満足した!
武満徹/3つの映画音楽
訓練と休息の音楽〜「ホゼー・トレス」より
葬送の音楽〜「黒い雨」より
ワルツ〜「他人の顔」より
プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲第2番
ショスタコーヴィチ/交響曲第12番「1917年」
ボリス・ベルキン(ヴァイオリン)、広上淳一/日本フィル
というプログラムでしたが、
お財布の都合で休憩後から割引料金で入場できる
ビジネスマンの得券を利用してタコ12のみ聴いてきました。
プログラムの割りに客席は結構埋まっている。
3月の都響のときにも見かけたプログラム冊子の
これが答えだ!的なタコ12の解説。
(音名をキリル文字に当てるとスターリンのイニシャルになる、という話)
個人的には説得力のある説だと思うけれど、
初めて聴く人に先入観を与えてしまうのはいかがなものかと。
演奏の方はというと、冒頭の低弦が弱いかな?
と思ったのもつかの間、続くオケの咆哮に目が覚める。
2日目なせいか管が多少荒れていて、
また1階前方の席だったせいか2楽章が薄っぺらく聴こえたり、
凡ミスがよく聞こえてしまったりと難点はありましたが、
オケはよく鳴っており、これはなかなかの熱演。
重めのバスドラムが効果的だった3楽章。
続く4楽章冒頭、ガクッとテンポを落としたのには仰け反った。
広上淳一、なかなかやるのう。
満足した!
東京シンフォニエッタ定期
東京シンフォニエッタ第23回定期演奏会@東京文化会館
「プレザンス音楽祭2008より」
ジャン・ルイ・アゴベ/セクティオ
オリビエ・メストン/マトリョーシカ
一柳慧/サーキュラー・スペース
西村朗/虹の体
板倉康明/東京シンフォニエッタ
東京シンフォニエッタは1945年以降の作品の紹介を目的に
1994年に発足した室内オーケストラで、
今回のプログラムは全曲が今年のプレザンス音楽祭において
東京シンフォニエッタが初演した作品。
まずはジャン・ルイ・アゴベ/セクティオ
14の楽器のための連続した協奏曲の形をとる作品。
雄弁を通り越して饒舌な音楽。
続いてオリビエ・メストン/マトリョーシカ
作曲者の小難しい解説の割りには耳にやさしく、
プログラムの説明通り伝統的なフランス音楽の延長線上にある音楽。
一柳慧/サーキュラー・スペース
名前を伏せて聴かされても一柳作品とわかる音楽。
時間の層が積み重なっていくような感触が好きだ。
銅鑼の音量は大きすぎたんじゃなかろうか。
西村朗/虹の体
この作品のタイトルはチベット仏教に由来するらしい。
厚塗りの大オーケストラでもないのに
分厚く瞑想的な西村朗の世界が広がる。
4曲とも面白く、今夜の演奏会はとても楽しめました。
自由席のため座りっ放しだったせいか、腰が痛い。
そうそう、腰と言えば。
先日通院半年経過したのでレントゲン撮りました。
結果、もうしばらく通院が必要みたいです。ヘルニア。
「プレザンス音楽祭2008より」
ジャン・ルイ・アゴベ/セクティオ
オリビエ・メストン/マトリョーシカ
一柳慧/サーキュラー・スペース
西村朗/虹の体
板倉康明/東京シンフォニエッタ
東京シンフォニエッタは1945年以降の作品の紹介を目的に
1994年に発足した室内オーケストラで、
今回のプログラムは全曲が今年のプレザンス音楽祭において
東京シンフォニエッタが初演した作品。
まずはジャン・ルイ・アゴベ/セクティオ
14の楽器のための連続した協奏曲の形をとる作品。
雄弁を通り越して饒舌な音楽。
続いてオリビエ・メストン/マトリョーシカ
作曲者の小難しい解説の割りには耳にやさしく、
プログラムの説明通り伝統的なフランス音楽の延長線上にある音楽。
一柳慧/サーキュラー・スペース
名前を伏せて聴かされても一柳作品とわかる音楽。
時間の層が積み重なっていくような感触が好きだ。
銅鑼の音量は大きすぎたんじゃなかろうか。
西村朗/虹の体
この作品のタイトルはチベット仏教に由来するらしい。
厚塗りの大オーケストラでもないのに
分厚く瞑想的な西村朗の世界が広がる。
4曲とも面白く、今夜の演奏会はとても楽しめました。
自由席のため座りっ放しだったせいか、腰が痛い。
そうそう、腰と言えば。
先日通院半年経過したのでレントゲン撮りました。
結果、もうしばらく通院が必要みたいです。ヘルニア。

