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コンポージアム2016 一柳慧の音楽

コンポージアム2016 一柳慧の音楽
2016年5月25日 19:00@東京オペラシティコンサートホール

一柳 慧/
ビトゥイーン・スペース・アンド・タイム
ピアノ協奏曲第6番《禅 ─ ZEN》
交響曲《ベルリン連詩》

一柳慧(ピアノ)、天羽明惠(ソプラノ)松平敬(バリトン)、秋山和慶/東京都交響楽団

ビトゥイーン・スペース・アンド・タイムは演奏機会の多い作品。
丁寧な演奏で好感が持てる。

ピアノ協奏曲は所謂不確定性の音楽。
私は嫌いじゃないけどタイトルといいパフォーマンスといい
スタイルとしての前衛という感じがして賛否の否の方が多そうな感じがする。

メインはベルリン連詩。
中学生だか高校生の頃にFMで聴いて以来
いつかはナマで聴いてみたいと思っていたけど、こんなに待つとは思わなかった。
(後で知ったけど17年前にもサントリーサマーフェスティバルで演奏されていたそうだ)

まずはオーケストラだけの第1楽章。
古典ものだと退屈することもある秋山和慶の
真面目な音楽運びが現代作品の場合には頼もしく感じられる。

2楽章からは歌が入る。
ソプラノの天羽さんは一柳作品は手馴れたものなのだろう、
声質ともどもこの作品にぴったり。
テノールパートはバリトンでも可となっており
今夜はバリトン歌手が歌っていたけれど、声域的にきつそうに聴こえる。
とはいえ、高音部がヒステリックに聴こえるのも
それはそれで合っていないこともないな、と思った。

「婚姻の祝砲が~」の歌が終わると不確定なパートに入る。
ここから先の積み重なっていく長いクレッシェンドはプログラム記載の作曲者の言によると
クレッシェンドをそれほど意図したわけではなく、一つ一つの楽器や旋律が次々に前に出てきて
自立性も持って存在する感じが大事なんだそうだ。
今夜の演奏はその辺りは押さえられていて楽器の出し入れがよくわかる。
このパートがffffで終わると結びの重唱を経て終結部へ。
このあたりもピシッと決まっていて気持ち良かった。

舞台上のマイクの数からするとFM収録以外にCD録音もしていたようだ。
早く発売されますように。
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

一柳慧 〜 ミュージック・ホリスティック

一柳慧 〜 ミュージック・ホリスティック
2016年5月20日 19:00@東京オペラシティ リサイタルホール

一柳 慧/
フレンズ ─ ヴァイオリンのための
レゾナント・スペース ─ クラリネットとピアノのための
シーンズⅡ ─ ヴァイオリンとピアノのための
弦楽四重奏曲第3番「インナー・ランドスケープ」
ピアノ協奏曲第4番「JAZZ」 ─ 2台ピアノ版(初演)

吉川裕之(Cl)、中澤紗央里(Vn)、佐々木絵理・中川俊郎・中川賢一(Pf)、
弦楽四重奏[多井智紀(第1Vn)、石渡大介(第2Vn)、大石将紀(Va)、多久潤一朗(Vc)]

オペラシティリサイタルホールは狭いホールだけど今夜はほぼ満席。

前半の3曲は比較的演奏される機会の多い作品。
まぁ、良かったんじゃなかろうか。
一番古いシーンズⅡは時代を感じさせる音楽だけどこういうの大好き。

インナー・ランドスケープは1stVn.をチェロ、2ndを和楽器、
Vaをサックス、Vcをフルート奏者が担当。
楽器は問わないとかいう作品なのかと思いきや
奏者の判断→作曲者OKってことらしい(多久氏のBlogより)。
冒頭は指定通りの楽器で始まり、
1st以外は途中でそれぞれの専門の楽器に持ち替えたり戻ったり。
見た目に気を取られて音楽の方はあまり聞けなかったかな。

ラストは2台ピアノ版のピアノ協奏曲。
この曲に限らず2台ピアノ版は元の曲をよほど知っていないと
単色の塗り絵みたいでよくわからん。
ただ、ピアノががっちゃんがっちゃんぶつかるのは耳に心地良い。

来週はベルリン連詩だ。

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都響「作曲家の肖像」(最終回)

「作曲家の肖像」シリーズVol.106〈日本〉(最終回)
2016年3月5日 14:00@東京芸術劇場

武満徹/冬
柴田南雄/遊楽 no.54
池辺晋一郎/交響曲第9番 ソプラノ、バリトンとオーケストラのために

幸田浩子(ソプラノ)、宮本益光(バリトン)、大野和士/東京都交響楽団

都響おそ割使って後半の池辺作品のみ鑑賞。

池辺晋一郎は作品により当たり外れ(もちろん私にとって)がある作曲家だ。
今回の作品はちょっと苦手かもしれない。
長田弘の詩に寄り添うような音楽で響きは平明、
テキストを見ながら聴く分には面白いかもしれないけど
ただ聴いている分には退屈かもしれない。
…かな。

会場に貼られていた大野和士のポスターはPenicillinのベースの人に似ていると思った。

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オーケストラ・プロジェクト2015

オーケストラ・プロジェクト2015
オケ・プロ=オーケストラ作品創造の神話と終焉
2015年11月17日 19:00@東京オペラシティコンサートホール

小鍛冶邦隆/オーケストラのための〈愛の歌〉一部改訂初演
鈴木純明/武装した人(ロム・アルメ)
渡辺俊哉/境界線へ
中川俊郎/ピアノ協奏曲

小鍛冶邦隆、中川俊郎(Pf)/東京交響楽団

久しぶりのオペラシティ。全席自由席故か開場前に行列。
東フィルや東響の会員だった時に見つけたお気に入りのエリアを確保。
場所はヒミツ。

まずは小鍛冶作品。
・・・なんか聞いたことある。
と思ったら演目が新作から旧作の改訂版に変わっていた。
プログラムはちゃんと読まないと。
この人の作品は都会的なトーンが好きなんだけど、
Tpの音が硬質なのがちょっとだけ気になった(意図したものなのかもしれませんが)。
(演目はTrace/Prelude for orchestraから変更)

鈴木純明/武装した人(ロム・アルメ)は
軽騎兵序曲やラコッツィー行進曲からの引用や
ビブラスラップ(水戸黄門ね)、フレクサトーン等の飛び道具もあって
明快な響きを持った聴きやすい音楽。
…でも、よくわからんかった。

渡辺作品は距離感を持って音が交代する
私の好きなタイプの音楽。
ちょっと冗長だったかもしれないが。

最後は一番楽しみにしていた中川俊郎氏のピアノ協奏曲。
パフォーマンス込みでのピアノ協奏曲なのかな。
最後までニヤニヤしながら聴いてしまった。
出てくる音自体はマジメなんですけどね。

今年はまずまず、だったかな。

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都響定期

第783回 定期演奏会Bシリーズ
2015年1月23日 19:00@サントリーホール

日本管弦楽の名曲とその源流-20

シベリウス/交響詩「夜の騎行と日の出」
ルトスワフスキ/チェロ協奏曲
 J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番~サラバンド(ソリストアンコール)
一柳慧/交響曲第9番「ディアスポラ」

ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、ハンヌ・リントゥ/東京都交響楽団

一柳作品目当てなので例によっておそ割で後半から。
この「日本管弦楽の名曲とその源流」シリーズも今回で最終回。
まだ別宮プロデュースだった第1回を聴いてから10年。おっさんになるわけだ。
ゲンオンプロの割に残席少ないなと思ったら客席は6~7割の入り。

そんなわけで普段はまず選ばないエリアに着席。
らしくない音で音楽は始まった。1・2楽章は続けて演奏。
3楽章は名前を伏せて聴かされたら誰の作品かわからなかったかもしれない。
4楽章は途中でピアノがリズムを刻みだし指揮者の手が止まって
「偶然性の書法」による部分が始まる。ここはどうしたって面白い。
大音量でそれが終わると大見得を切るように音楽は終わる。
とても楽しめたけれど、もろ手を挙げてブラボーというわけでもなかった。
リントゥの指揮に演奏者の意思のようなものが感じられたのも
ちょっと引っかかっている原因かもしれないし、
一柳慧の新作ということで期待し過ぎたのもあるだろう。
何度か聴いていくうちに考えが変わるかもしれない。
今は聴きなれたイシカワパラフレーズも
初めて聴いたときは卒倒しそうになったこともあるし。

聴き易くメッセージ性もあるので再演は期待できそう。

東京シンフォニエッタ定期

東京シンフォニエッタ第36回定期演奏会
私たちの新たな哲学 ~A Creation from Our Activity~
2014年12月11日 19:00@サントリーホール ブルーローズ

権代敦彦/沈黙のための七つのコラール変奏曲
一柳慧/交響曲第8番 -レヴェレーション2011/平成黙示録-
ユーイ・ラウケンス/ファースト・ムーヴメントとエピローグ
バンジャマン・アタイール/オーボエ協奏曲

オリヴィエ・スタンキエーヴィチ(オーボエ、オーボエ・ダ・モーレ)
板倉康明/東京シンフォニエッタ

過去の委嘱作品を並べた演奏会。
1曲目の権代作品は1995年の委嘱作品。
音楽が始まると客席後方からフルートが二人、演奏しながら中程の
トライアングルが吊り下げられた譜面台のところまで行進、
しばらくその場で演奏した後、ステージへ。
作曲者のノートにもあるように性格的には行進曲といえるだろう。
ところどころで奏者が足踏みしたり、ヴァイオリンや金管が立ち上がったり
指揮者がウッドブロックを叩いたりと仕掛けが多く、
権代センセーこんな作品も書いていたんですね、とニヤリとさせられる。
最後はフルート二人が冒頭と同じように行進しながらステージからはけて終了。
ステージに上がった権代氏。そのジャケットはどこで買えるんですか。

2曲目はお目当ての一柳氏の交響曲。2011年の委嘱作品。
2年前に管弦楽版は聴いているけどこちらの室内オケ版がオリジナル。
CDも出ていて初めて聴くわけではありませんでしたが、
冒頭の独特の色彩から終盤のバスドラムの長ーいクレッシェンドまで楽しめました。
ただ、この曲を含む前の3曲はどうも演奏が粗く感じられたのが残念。

休憩後のラウケンス作品は2009年の委嘱作品。
スピード感を追求したとのプログラムノートの割にはちょっと古臭い響き。
速い割りに聴いてるほうはスピード感をあまり感じない。
聴き易いけれど私好みではないかな。

最後のアタイールは今年の委嘱作品。
舞台転換に時間がかかるとのことで作曲者を舞台に上げて指揮者のトーク。
今日はアキバに行ってきた、なんて言ってて、
見た目も知らなきゃただのオタク外人にしか見えない。
途中でオーボエ・ダ・モーレに持ち替える場面がありますよ!
とりあえず特殊奏法いっぱい開拓しましたよ!
オリヴィエはすごい奏者だよ!
だそうだ。
で、作品の方はなかなかどうして、とても良かった。
後半ちょっと冗長に感じる場面もあったけれど、
特殊奏法にも説得力が感じられて流れが良い。
スタンキエーヴィチはトゥールーズ・キャピトル国立管の首席奏者だそうで、
テクニックは確かに凄かった。
激しく上下動する音型を軽々吹ききったり
どうやってんだか全くわからんマルチフォニックとかスゲー。
途中後ろ向いて吹いたのは何ででしょね。
前の3曲は粗さが感じられた演奏もこの曲だけは出来が良い。
・・・この曲ばっか練習したのかしら。
ソリストの紹介を載せ忘れたプログラム冊子もある意味凄いぞ。

一柳作品が目当てだったけど結局全部楽しめました。

ちなみに隣の大ホールはディズニー・オン・クラシックだったそうで
当日券購入の際にはしつこく確認されました。
客層全く違いそうだもんなぁ。

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オーケストラ・プロジェクト2014

オーケストラ・プロジェクト2014
プロジェクト35年の歩みを経て未来への新たな胎動
2014年12月1日 19:00@東京芸術劇場

中村滋延/聖なる旅立ち(交響曲第5番)
藤原嘉文/ピアノ協奏曲第2番
小坂直敏/《音の音》オーケストラための
柳田孝義/ヴィオラ協奏曲

蛭多令子(ピアノ)、青木篤子(ヴィオラ)、大井 剛史/東京交響楽団

「クラシック音楽好きに聴いてもらい、クラシックのコンサートに取り上げられる、
ことをあえて前提にした“現代音楽”を作ろうと思った」
という中村作品は本人の談の通りの音楽。
シュニトケあたりの映画音楽みたいで評価は割れそう。

藤原作品は体裁こそ伝統的な協奏曲です、
という顔をして実際に聴こえてくる音楽は現代風だけど、
どこかで聴いたような音形が聴こえてきたり、ちょっと薄味だったかな。

休憩を挟んで小坂直敏/音の音。
きび たきび きびたき ゆびきたす ぎゃくびきの人だ。
プログラムノートにはいろいろ能書きが書いてあったけど、
音楽自体は面白かった。

最後の柳田孝義/ヴィオラ協奏曲は私好みの音楽。
ヴィオラはゲンダイオンガクによく似合う。

関係者がほとんどなんだろうけど客入りは良かった。
来年はオペラシティで開催だそうな。

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都響定期

第764回 定期演奏会Bシリーズ
2014年1月10日 19:00@サントリーホール

日本管弦楽の名曲とその源流−17

チェルハ/シュピーゲル(鏡)Ⅱ~55の弦楽器のための
原田敬子/エコー・モンタージュ ―― オーケストラのための
池辺晋一郎/シンフォニーⅤ「シンプレックス」

秋山和慶/東京都交響楽団

とても久しぶりのコンサート行き、おそ割り使って後半の池辺作品だけ。
比較的演奏される機会が多く、CDも出ているこの交響曲。
多少がごちゃついて聴こえる場面があったものの
演奏はまぁ、良かったのではないだろうか。
2楽章はCDで聴くよりもムード音楽っぽかった(悪い意味ではない)。

久しぶりだし短い曲だったしで感想はこんなもんかな。

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現在の所有CD枚数

以下は去年の4月に書いて公開し忘れていた記事です

-------------------------------------------------

47枚!(ヤフオク出品中のものを含む)

・・・別に普通じゃん。と言われそうですが、
これでも高校生のとき以来の2桁枚数なのです。

一番枚数の多かった5~6年前には30枚入るカラーボックスが20個ちょっと、
50枚入る段ボール箱が5~7個、さらにしまい切れないCDが
押入れの中に山積みになっていたから枚数は軽く4桁行っていた。
恐ろしくて数えたことなかったけど。

ちなみにカラーボックスの中にはケースを外して
↓こんなケースに入れてから収納していたので30枚よりはるかに多い枚数が入っていました。

20120405

100枚単位でディスクユニオン(中古CDショップね)に
持っていったことも一度ではないし、
毎年250枚とか500枚単位で買ったヤフオクの発送で使う
CD梱包用のクッション封筒も使い切ってきているし、
手元を通過していった枚数はもっと多いんだろうな。・・・貧乏になるわけだ。

後で探すのが難しそうなもの以外はPCに落とし込んでから処分、
NMLで聞けるものはそのまま処分、
・・・を繰り返してようやくここまで減らしてきた。

これくらいの枚数を維持するのが理想かな。

-------------------------------------------------4月の記事ここまで

そして今日8/28ディスクユニオンに10枚ほど持ち込み、手元のCDは2枚になった。

減らそうと思えば減らせるもんだな。

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都響定期

第729回定期演奏会
2012年1月24日 19:00@サントリーホール

日本管弦楽の名曲とその源流-14
野平一郎/オーケストラのためのトリプティーク
野平一郎/チェロとオーケストラのための響きの連鎖
ブーレーズ/エクラ/ミュルティプル(2002年改訂版)

堤剛(チェロ)、野平一郎(自作)、杉山洋一(ブーレーズ)/東京都交響楽団

プレトークに先立ち、今期からこのシリーズを
プロデュースすることになった一柳慧から挨拶があった。
前任の別宮貞雄が今月12日に逝去されたこと、
来期はマーラーツィクルスの影響で毎年1月のゲンオン定期が夏開催になることを説明。
声を聞いていると一柳氏も結構年をとったんだなと感じた。

続いて片山杜秀氏と野平一郎によるプレトーク。
野平一郎はよく喋る。
あのよく喋る片山さんが相槌も打てないほどに喋り倒す。

そしてトークと同様、音楽もまた饒舌であった。
1曲目は初演時とは指揮者の違いだろうか(初演は沼尻竜典の指揮)、
随分とよく喋る音楽だ。
2曲目も同系統の音楽だけどあまり印象は無い。

ブーレーズ作品はカラフルな音響が楽しいけどちょっと長く感じた。

定期演奏会で前半と後半で指揮者が違うのってあまりない体験。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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